2010年01月09日

フルトヴェングラー/ワーグナー:ニーベルングの指輪


愛聴盤と呼ぶには聞き込み不足であるが、この四部作の中では
ワルキューレが一番好きだ。

このフルトヴェングラーのワーグナー:ニーベルングの指輪は、
初のステレオ録音レコードとの謳い文句で宣伝されたのだが、
結果的にモノラルレコードで伊チェトラから発売された。

RING-F.jpg
フルトヴェングラー指揮、ワーグナー:ニーベルングの指輪

当時高校生だった私は、このセットを買うことは当然無理だっ
たが、フルトヴェングラーに夢中だったので、どうしても欲し
くて、何とかして買う方法を考えていた。

今もあるのかは知らないが、代々木に”ジュピター”という、
輸入レコード屋さんがあり、そこでレコード買っていたので、
そこでフルトヴェングラーのワーグナー:ニーベルングの指輪
を予約をし、前金として1,000円を支払い、入荷した際に、父
に取りに行ってもらう作戦を思いついた。
(父は浅草橋に勤務していた。)

入荷の連絡が入り、父にお願いして取りに行ってもらい、残金
を(忘れたが4万円くらいだったか?)父が支払うことになり、
1,000円でまんまとこのセットを手に入れた。

賢いの前にズルがつく話だが、家に帰った父に

 ちゃんと正直に言っとけ!お金が足りないとこだったぞ!

と言われたのも、今となっては懐かしい想い出だ。

音質は今ひとつだし、レコードラックに収まらない大きさなの
が難点だが、懐かしい想い出とともに手放せないレコード。
  
  
posted by メタボパパ at 23:48| Comment(0) | TrackBack(0) | レコード紹介:W〜Z | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月13日

不便な米国仕様のレコード

  
当たり前の話なのだが、レコードはA面、B面と両面
に音楽が刻まれている。(まれに片面のみもあるが)

当然、A面が終われば、レコードをひっくり返して、
B面を聴くのだが、米国の組み物になると、様子が変
わる。

例えば、オペラなどで、3枚組6面のレコードの場合、
1面の裏が6面、2面の裏が5面、3面の裏が4面と
なっていて、各面ごとにレコードをしまい、次のレコ
ードを取り出す必要がある。

オランダ人1.jpg オランダ人3.jpg
カイベルト/ワーグナー:さまよえるオランダ人
英ロンドン:A4325(英国プレスの米国輸出用)

しかも、Boxに入っているので、出し入れも面倒で
時間も掛かる。

オートチェンジャーのためにこのような仕様になった
のだと思うが、自分でやるとなると本当に面倒だ。

同じレコードプレイヤーを3台とか4台並べて1枚ず
つ載せて、順々にかけていったら、さぞかっこいいと
は思うが、そんなスペースも、予算もない私は、レコ
ードをひっくり返して、間違いに気づくと、いつも

 あ〜、もう、不便だな〜

と文句を言いつつレコードを変えている。

そもそも、Boxのレコードを取り出すだけでも面倒
なのに...


同じように思っている方、結構いらっしゃると思うの
ですが...


文句を言いつつも、レコードでしか味わえない魅力が
あるから、続いているんですけど。

  
  
posted by メタボパパ at 15:35| Comment(0) | TrackBack(0) | レコード紹介:W〜Z | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月30日

フルトヴェングラーを偲んで


本日(11/30)は、フルトヴェングラーの没後55年に
なる。

クラシック音楽を好きになった頃、TVでシューベルト
の「未完成」を聴いて、レコードが欲しくなり、安かっ
たのと「運命」とのカップリングで、”お買い得”と思
って買ったのがフルトヴェングラーのレコードだった。

フルトヴェングラーの指揮から紡ぎ出される、内面から
湧き上がる力強さ、胸を締めつける美しさに言葉を失い、
心の底から感動し、音楽を聴いて初めて涙がこぼれた。

吹奏楽部の友達が

 指揮者で同じ曲でも全然変わるんだよ。

と言っていた言葉を思い出した。

「運命」があったことから、何だか運命的なものを感じ、

 よし、この人のレコードを集めよう。

とこの時に思ったのを忘れない。


「未完成」より「運命」の方により感銘を受け「第九」、
「英雄」と買い足して、私の中のベートーヴェン像は完
全にフルトヴェングラーによって刷り込まれた。

フルトヴェングラーと言えば、バイロイトの「第九」か
「ウラニアのエロイカ(英雄)」が、有名で、初期盤で
は、高価格で取引がなされている。

私の中では、ワーグナーのトリスタンとイゾルデが最も
フルトヴェングラーの魅力が発揮された演奏だと思う。

ALP1030-35.jpg ALP1030-35-L-3N.jpg
フルトヴェングラー/ワーグナー:トリスタンとイゾルデ
英HMV ALP1030−5

前奏曲から甘美で官能的な音色美しく、弦楽の余韻や、
声楽は奥行き感があり、

 これがモノか?

と思わせるほど立体的で豊か。

本当にステレオ録音だったらと悔やまれる。

フルトヴェングラーへの想いが強かったのか、幸いにし
て手元にやってきたのだが、このレコードを手に入れて
以来、毎年11/30には必ずこの曲を聴くことにしている。

何度聴いても惹きつけられ、私の心を掴んで離すことが
ない。

出来ることなら、一度でいいから生でフルトヴェングラー
の演奏を聴いてみたい想いは、募るばかり。







フルトヴェングラーのワーグナー/「トリスタンとイゾルデ」 英EMI MONO 0805  
英EMI ALP1030-35 6LP MONO オリジナル盤
105,000円

初期盤は非常に高価ですが、それだけ価値のある1品です。








未開封:フルトヴェングラーのワーグナー/「トリスタンとイゾルデ」 独EMI 0813
独EMI 1372906843 4LP 未開封盤 モノラル録音 DMM
17,850円

再発盤になると価格はかなり求めやすくなります。
posted by メタボパパ at 23:44| Comment(0) | TrackBack(0) | レコード紹介:W〜Z | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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