2010年08月07日

安っぽいスリーヴ 〜 カラヤン/ヴェルディ:アイーダ

 
レコードは演奏者をはじめ、エンジニア、プロデューサー等々
多くの面々の努力によって作られている。

彼らはいわば録音に係わる当事者。レコードという作品への
想いが強いことは想像に難しくない。

一方レコード会社の経営陣は、売れる、儲かるということを主
にしているのは当然のこと。

スリーヴ(ジャケット)の担当は上記のどちらに属するのだろ
うか?

以前紹介した米RCAのソリアシリーズなどは前者側の立場
でいうなれば、レコード愛好家よりの目線に立っている。

英DECCAのスリーヴ担当者は残念ながら後者側に属し、
コストダウンを旨としていた。

企業とすればムダを省くことは重要なことだし、悪いことでは
もちろんない。が、レコードという作品においてはどうしても
非難したくなってしまう。

カルショウはその著書「レコードはまっすぐに」の中で、

 安っぽい。私たちと音楽家たちが録音で達成しようとした
 ものとは、どう見ても正反対の代物だった。
 ....たちの悪い冗談だった。

と書いているのがこのレコードのスリーヴ。

〜 sleeve.jpg
カラヤン/ヴェルディ:アイーダ
英デッカ SXL2167−9

何となくツメ切りを入れるケースに似ていて、他にBoxタイプ
もあるが、何れにせよ、この曲最高とも称されるレコードの顔
としては寂しいものがある。

今やCDすら配信音楽の影響で売り上げが落ちている有様
なのだから、必要なところまでコストダウンするのではなく、
所有欲を駆り立てる作品を世に出すべきではないだろうか。

そういう作品こそ永遠に輝きを失わないのだと信じたい。

だからといってあまりにも高価になってしまったら意味がない
のだけど。


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2010年08月04日

弱肉強食 〜 ハイフェッツ/サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン


今日は昨日の続きです。

林をぬけ、公園の遊具のあるところまで来てようやく娘のヘビ
パニックも落ち着き、ブランコで遊ぶほど元気を取り戻した。

ブランコのそばのベンチに座っていたら、茶色い物体がモゾモゾ
動いているのが見え、目を凝らすとセミの幼虫が木を目指して
歩いていた。

すぐに娘を呼ぶと

 これなーに?

 セミの幼虫だよ。

 セミの抜け殻?

 抜けてないじゃん。これから脱皮してセミになるんだよ。

娘は幼虫の歩みが歯がゆかったのか、葉っぱに掴ませて木の
そばまで連れて行った。するとなんの迷いもなく木を登り始めた。

 ガンバレ! ガンバレ!

と応援する娘。こういう光景幸せだなぁと思う親バカの私。

しばらくするとすずめがそばにやって来て、セミの幼虫を

 パクッ

と咥えて飛んでいってしまった。

呆然とする二人。

すぐに娘にも状況がのみ込めたようで、泣きながら

 もう、すずめにパンのミミあげない。

と怒っていた。

この気持ちと思い出をいつまでも忘れないで欲しい。

〜 FALP252j.jpg
ハイフェッツ/サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン
仏VSM FALP252

我が家の子供たちはこの曲を聴くと、

 お母さんに怒られたときの”あーっしまった!”って感じ。

とよくいうが、今回の一件もこの曲を聴かせたら

 そうそう、こんな気持ち。 なんか悲しくなっちゃった。

といっていた。

娘もこの曲を聴くたびに、この日の気持ちを思い出してくれる
のでしょうかね。


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2010年08月02日

レコードに感謝 〜 ホロヴィッツ/シューマン:トロイメライ

 
ホロヴィッツは今、クラシック愛好家からどのような評価を得
ているのだろう。

高校生の頃はRCA録音盤を愛聴していて、そのホロヴィッツ
が来日すると知ったときは天にも昇る思いだった。

最高で5万とか8万とかいわれていたチケットも父を丸め込み、
入手に成功し、喜び勇んで向かったのは言うまでもない。

まあこの日のコンサートは行かれた方、後日NHKでご覧にな
った方ならご存知だと思うが、本当にホロヴィッツなの?実は
ソックリさんじゃないの?と疑う演奏だった。

それでも、ホロヴィッツをキライにならなかったのは、レコード
の演奏が魅力的だったからで、この点においてレコードに感謝
しているし、変な話だが、ホロヴィッツはレコードの中でこそ
本物だと思った。

〜 M2S728j.jpg
ホロヴィッツ/シューマン:トロイメライ
米コロムビア M2S728(MS6765−66)

1965年のカーネギー・ホール・コンサートの中の1曲で、この
曲の始まりにライヴならではのハプニングがある。

トロイメライは幼少の頃、目覚まし時計の代わりにオルゴール
で起こしてもらっていた懐かしい曲。

ホロヴィッツの演奏は朝というよりは、別れの曲に近いが、崩
した感じが琴線に触れ、何とも切なく、いとおしい。


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