2011年05月10日

トマス・タリスに感化され 〜サージェント/ヘンデル:メサイア


先日、バルビローリ指揮、ヴォーン・ウィリアムズの「トマス・タリスの主題による幻想曲」(英HMV ASD521)を紹介したが、自分自身がこの曲に改めて魅せられ、ここ最近英国音楽を聴いている。

ヴォーン・ウィリアムズの他にもエルガーやディーリアス、ホルスト、パーセル、アーノルド、バックスぐらいしか思い浮かばないけど、英国作曲家って結構いるんですよね。

ヘンデルはドイツ生まれではあるが、英国に帰化しているし、作曲活動も英国の方が長い作曲家。

その代表作ともいえるメサイアで最も好きな演奏はクレンペラーなのだけど、最近は英国系指揮者の演奏で聴くことが増えた。

〜 SAX2308-10j.jpg
サージェント/ヘンデル:メサイア
英コロンビア SAX2308−10

サージェントの指揮は、劇的とか緊張感といったものをさほど意識させず、のほほんとした演奏で、イエスは本当に十字架に架けられたの?って感じ、とまでは言わないが、全体的にゆるゆると音楽が流れていく。

この雰囲気が英国っぽいと思うのだが、如何だろう?

 神なんているか! いるなら奇跡を起こしてみろ!

と叫ぶ民の側からの目線で演奏しているようにも思えてくるし、そう考えると素朴でほんのりと土臭い感じが一層際立ち、メサイアの違った魅力に気付かされる。

今までは、そんなのん気なところがあまり好きになれなかったが、今回それが鼻に付くどころか、別な魅力を感じ取れたのは大きな進歩。

ついつい音楽に悲壮感や激しさを求めて、第2部ばかり聴いてしまうが、メサイアの魅力はそれだけじゃないよ。と諭されているような気がする。

そういう意味ではヘンデルではなく、ハンデルと書く方が正しいのかも。

ちなみにこのレコード、録音が良くて、非常に高価なBS(ブルー・シルバー)盤なのにも係わらず、サージェントの人気がないからか非常に安価で手に入る。

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2010年12月06日

方言と個性(その2) 〜ティボー、コルトー/フランク:ヴァイオリン・ソナタ


前回は方言に終始し、曲の紹介が出来ず、また二日間遊びまく
りでお休みしてしまったが、その続編。

近年の演奏者のテクニックは目を瞠るものがあり、これに比べ
ると往年の演奏家は方言とも呼べる強い癖、個性がある。

これは個々の演奏家を比べるというより、俯瞰して大きく時代
を分けるとそういう傾向が見られるということ。

レコード音楽を主に聴いていると、どうしても古いほうにシフ
トしてしまうので、その耳で聴いてしまうと、近年の演奏家は
極端な言い方をすると上手だけど個性を感じ取りにくい。

もっと新しい演奏を聴いていれば、その中からキチンと個性を
見出すことが出来るのだろうけど。

それは、方言と同じようにその地域に慣れ親しんで、その血が
体内を駆け巡るようになることが必要なのだと思う。

〜 COLH74j.jpg
ティボー、コルトー/フランク:ヴァイオリン・ソナタ
仏VSM COLH74

この個性の塊のような演奏は、今の目から見ると雑なのかも知
れないけれど、この時代に身を委ねてみると、甘美でロマンテ
ィックな演奏が濃厚な香りをムンムンさせる。

SPからの復刻だが、音もよく、聴いていて何の不満も感じな
いどころか、妄想の世界に戯れることが出来る。

地元の子供たちの方言で、

 何々してるんねん。

という言い回しがあり、聞いていてとてもかわいらしい。

関西でも

 何々してはる。

という言葉が大好きだった。

こういう地方ならではの方言って大切にしたいと思う。

古い演奏家の個性を大切にするのと同じように。

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posted by メタボパパ at 21:55| Comment(0) | TrackBack(0) | レコード紹介:E〜I | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月03日

方言と個性 〜ティボー、コルトー/フランク:ヴァイオリン・ソナタ


転勤して色々なところに行くと、多くの方言に出会うことにな
る。

関西にいたときは、関東の人間からするとまさに方言の宝庫で、
全く分からなかったり、誤解することもよくあった。

例えば”なおす”は、関東では壊れたものを修理するという意
味だが、関西では片付けるという意味だった。

ある朝、会社で

 今日、僕、偉いんで会社を休みます。

という電話を受け、それってどういうこと!?と思いながら、
伝言を伝えたら大笑いされてしまった。

”えらい”は偉いのではなくて、体調が悪いって意味だったん
です。

大人は言葉があまりにも違いすぎるので、方言はうつらなかっ
たが、子供たちはあっという間に関西弁に...

驚いたのはまだ幼稚園にも入っていなかった末娘が使っていた
こと。親の言葉より、周りの言葉に影響を受けることをこの時
初めて知った。

ところが、関東の人間からすると、子供たちがキチンと関西弁
を使っていると思っていたのに、関西の人からは

 東京弁の関西弁だよね。

と言われ、それってどこの言葉だよ!って思っていると、他の
関西の方にも

 そうやなー。分かるわー。

と同調され、関東の人間には分からない微妙なニュアンスがあ
ることを知った。

栃木に来てからも、”だいじ”が大事ではなくて、大丈夫とい
う別な意味もあるといった違いがあって、長女が学校で転んだ
ときに、友達から

 だいじ?

と言われて、その意味を聞いたら、

 えーっ、大丈夫って意味だよ! 普通言うでしょ!

と逆に驚かれたといっていた。

つづく(といっても明日からお泊り。キッザニア、ディズニー
シー、ディズニーランドの強行スケジュールで不在のため二日
ほどお休みの予定)

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