2010年01月18日

米RCAヴィクターのレーベル変遷(3)

 
今回にて米RCAヴィクターのSD盤レーベル変遷の最終回。

5のDYNAGROOVE盤との違いは、DYNAGROOVEの
両サイドの文字がLIVING STEREOから、STEREOに
なった。

6-LSC2680.jpg
6:DYNAGROOVE STEREO盤(LSC2680)

そして、ステレオ初期から続いた米RCAヴィクターのリッチでゴ
ージャスなサウンドの代名詞”LIVING STEREO”の文字
は消滅した。

前回のDYNAGROOVE盤から、音の魅力がなくなったと感じ、
あまり収集していないので、何番からLIVING STEREOが
STEREOになるのかよく分かっていない。


その他に、このDYNAGROOVEの文字のない、STEREO
に表記の物もある。(DYNAGROOVE方式で製作されていな
いものは、STEREOと表記されているので、前回の4と5と同
様にどっちが先かは、分かりません。)

7-LSC2743.jpg
7:STEREO盤(LSC2743)

なお、SD盤はLSC1806〜2650と言われているが、手持
ちではLSC2743もSD盤だし、LSC2760のSD盤も、
見たことがあるので、2700番台中盤まではSDなのではないか
と思っている。

ちなみにLSC2742は6なのでSD盤の最後の方まで6と7は
併売されていたことになる。

レーベル変遷(その1)でも書いたが、事実関係があいまいで、知
りたい方々もいらっしゃると思うので、是非とも情報をご提供をお
願い致します。

3回に分けて米RCAヴィクターのSD盤についてレーベル変遷を
書いてきましたが、個人収集の情報なので、間違いもあるかも知れ
ませんが、”知りたい”って方のご参考になればと思います。

また、詳しい情報を入手いたしましたら、アップするようにします
し、他のレーベルについても徐々に調べて、まとまったらアップし
たいと思います。

  
posted by メタボパパ at 00:46| Comment(1) | TrackBack(0) | レーベル RCA | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月17日

米RCAヴィクターのレーベル変遷(その2)

   
前回に続いて今回も米RCAヴィクターのレーベル変遷について。

前回の2では、外周の文字が9時の位置より、TRADE MARKS 〜で
始まるが、3では、TMK(S) 〜 と頭文字となり、8時くらいの位
置から始まる。

3-LSC2364L-1S.jpg
3:TMK(S)マーク盤(LSC2364)

これも、手持ちではLSC2328も3だが、LSC2345では
2になっており、デザインが混在しているようだ。

また、ニッパーの下の "STEREO-ORTHOPHONIC" HIGH FIDELITYの文字
の長さが、短いのと(2)、長いのと(3)、その間くらい(1)の
3種類を確認しているが、ナンバー通りではなく、これもまた混在し
ているようです。

また、LSC2600辺りからこの文字がなくなる。

4 LSC2626.jpg
4:"STEREO-ORTHOPHONIC" HIGH FIDELITYなし
   LIVING STEREO盤(2010.02.27改定)

さらに細かく見たら、ルールがあるのかも知れないが良く分からない。

次いで、先の"STEREO-ORTHOPHONIC" HIGH FIDELITYの文字がない上、
6時の位置のLIVING STEREOがDYNAGROOVEに
変更され、その両サイドに小さくLIVING STEREOの文字が
記される。

5-LSC2664L.jpg
5:DYNAGROOVE盤(LSC2664)

このDYNAGROOVEの方式は62年頃よりスタートし、小さい
音を大きく、大きい音を小さくとダイナミックレンジを圧縮した形で
レコードに刻み、平坦化したもので、聴きやすくしようとする意図と
しては理解できるのだが、残念ながらその音質は、それ以前の録音よ
り劣る結果となってしまったと思う。

DYNAGROOVE方式で製作されなかったものは、当然その文字
がないのでLIVING STEREO表記になる。

また、4と5はどちらが先にこの世に出ているかは、分からないので
もしかすると、5が先で、4がその後かも知れない。

しかし、何れにせよ同時期には併売されている。

となると、先の"STEREO-ORTHOPHONIC" HIGH FIDELITYのありなしで、
レーベルを分けるべきなのかも知れないが...

続きはまた、次回に。

  
posted by メタボパパ at 00:23| Comment(0) | TrackBack(0) | レーベル RCA | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月16日

米RCAヴィクターのレーベル変遷(その1)

 
LPレコードにおいて、初期盤は音がいいことで知られている。

それ故、何れも高価なのだが、米RCAヴィクターのレコードは、
その中では比較的安価で手に入るレーベルだと思う。
(超高価盤もありますけど)

ライナー、ミンシュ、モントゥー、ハイフェッツ、ホロヴィッツ、
ルービンシュタイン、モノラル時代ではトスカニーニもいる。

これだけの演奏家がいながら、比較的安価なのは、生産枚数のせ
いではないかと思う。

需要と供給の関係で枚数の少ないレコードは手に入りにくいので
当然高価になる。

しかし、米RCAヴィクターのレコードは、豊かな頃の米国で生
産されたためか数量が多いようで、中古市場でも出回っており、
必然的に価格が下がっているのだと思う。

煌びやかなアメリカを象徴するかのようなリッチでゴージャス、
スペクタキュラーサウンドなどと表記されているレコードもある
が、それがウソ偽りのないサウンド。

考え方を変えれば、このような素晴らしい音のレコードが安価で
手に入るお買い得なレーベルともいえる。

このレーベルも時代によって変わっていくが、大きく分類すると
SD、WD、NDと分けられる。

しかし、SDやWDの中でもデザインが変更されていて、私自身
もよく分かっておらず、少しずつ情報を集めて一覧表を完成させ
ようと目下奮闘しているところ。


− マトリックス番号とスタンパーについて −
レコード各社、どのレコードにもマトリックスナンバーがレコー
ドの内周の無音部に付いている。

米RCAヴィクターのレコードにはJ2 RY2865-1S(LSC2216の例)
といった番号がA面に刻まれていて、

Jは1958年、2はRCAソース、Rはクラシック、Yはステレオ、2865
は管理番号(マスターテープの?)、1Sはスタンパーの番号で、
A面、B面とも1Sであれば、オリジナルと思ってよい。

ただし、スタンパーが変わる前にレーベルの印刷枚数が足りずに
レーベルのデザインが変わった可能性がないとは言い切れないが。

通常はレーベルデザインが同じで、スタンパーが変わっていく。
(この例はいくらでもある)


今回から数回に分けてSD盤のデザイン変遷について綴ってみよ
うと思う。

SDとは Shaded Dog の略でニッパー君の周りに影があるように
見えるのでこう呼ばれ、日本では影犬とも呼ばれている。

そしてSD盤の最初のデザインがスモール・ロゴと呼ばれ、6時
の位置にある、LIVING STEREOの文字が小さい。

1-LSC2216-1S1S-S.jpg
   1:スモール・ロゴ盤(LSC2216)

このスモール・ロゴは一般的に1959年までがこのデザインといわ
れているが、個人的にはその括りは違うように思う。

というのも、LSC2125は先のレコードとよりナンバーが若く、
両面1SなのにLIVING STEREOの文字が大きいからだ。

2-LSC2125-1S.jpg
   2:ラージ・ロゴ盤(LSC2125)

6時のLIVING STEREOの文字が1より大きくなってい
て、通常がこのサイズになる。

個人の収集の範囲のためn数が少ないし、初期はスモール・ロゴが
多いのかも知れないが、すでに初期からラージ・ロゴも出ていたの
ではないかと思っている。

この辺の問題も解決できるような、カタログナンバーと、レーベル
デザインの一覧表があったらいいのにとつくづく思う。

あるいは、みんなで両面1Sのレコードを持ち寄って、この番号は
このレーベル・デザインって白黒付けられる機会があればいいのに
とも思う。

もっとも、こんなことにこだわっている人は少ないと思うので、小
さな会議室で十分出来るかもしれないけど。(この場合、レコード
を大量に持っている人が持参するのが大変か。)

何なら、このブログに書き込んでもらって、カタログナンバーと、
レーベルデザインを教えて下されば、一覧表にまとめて、配布する
んでもいいんですけどね。

クラシックが好きで、レコードが好きで、初期盤が好きな方、出来
れば情報交換したいです。1件でも情報が集まればって思います。
(analog誌にも書いたんですが...)

  
posted by メタボパパ at 01:35| Comment(1) | TrackBack(0) | レーベル RCA | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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