2011年05月12日

英国らしい演奏? 〜トルトゥリエ/ボールト/エルガー:チェロ協奏曲


チェロの音色が大好きで、何といってもジャクリーヌ・デュ・プレの大ファンである私は、チェロ協奏曲が大好きである。(ついでにいうとアルテックはチェロの音色を非常に魅力的に響かせた)

だから初期盤にハマッたころ彼女のチェロ協奏曲を全て初期盤で収集することに躍起になった。

そんな中、出会ったのがエルガーのチェロ協奏曲

このデュ・プレの演奏もあってエルガーのチェロ協奏曲が魅力的に聴こえ、何度も繰り返し聴くうち、この演奏だけで十分と思うようになった。

しかし、一つの演奏だけで曲を判断してしまうと、偏った演奏だった場合、逆に他の演奏を受け入れられないのではないかと思った時期があり、そんな時期に求めた一枚。

〜 ASD2906j.jpg
トルトゥリエ/ボールト/エルガー:チェロ協奏曲
英EMI ASD2906

渋く、奥床しい演奏でありながら輝きもあり、素晴らしい演奏だと思うのだが、デュ・プレのような鬼気迫る熱っぽさが不足しているのが残念に思う。

しかし、音楽に没頭するのではなく、作曲者の意図を冷静に聴こうとしたとき、力みのないさりげない演奏は客観的試聴にまさにピッタリだし、よりエルガーらしいともいえる。

ビショップ&パーカー録音も、チェロをアップで録るのではなく、自然な音場感を提示した中にチェロをそれらしいサイズに定位させる好録音。

この一歩引いた感じが、何とも英国っぽい演奏に思える。

 トルトゥリエはフランス人だろー!

って突っ込みはこの際受け付けません(笑)

まあ、デュ・プレもトルトゥリエに師事したこともあるので、その根底に共通の何かがあって惹かれるのかも知れないが。

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posted by メタボパパ at 22:36| Comment(6) | TrackBack(0) | レコード紹介:E〜I | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
メタボパパさん、こんにちわ

「エルガー:チェロ協奏曲」ですか、私はこの曲を映画「ほんとうのジャクリーヌ・デュ・プレ」(アナンド・タッカー監督)で知ったので、この曲の録音では、映画でも使われていたデュ・プレとバレンボイム指揮のものが最も好きです。このエキセントリックさが素晴らしいと思っています。

しかしながら、この録音、エルガーの意図に沿ったものかと言うことになると、エルガーの自作自演(チェロ:ベアトリス・ハリソン)とあまりに違うので(ハリソンだって、当時の名チェリストであった訳で)、解釈としては疑問があります。また、カザルス等の録音もデュ・プレの録音ほど、エキセントリックではありませんし。と言っても、私は楽譜は単なる指標で、演奏者には自分の幻想を演奏して欲しいと思っていますので、このデュ・プレの演奏は大好きですが。
Posted by matsumo at 2011年05月13日 17:54
最近、エルガーに萌えている私、
この曲、いいですよね。
で、3演奏持っていますが、デュ・プレのは
持っていないんです(泣)
欲しい。
そして、あろうことかバレンボイムが
アリサ・ワイラースタインというボインの
若いチェリストに弾かせているビデオが
一番のお気に入りだったりします。
だってこの時、バレンボイムはウットリしちゃって、棒を落っことして、そのあと素手で
指揮するんですよ(笑)
Posted by 四季歩 at 2011年05月13日 19:50
matsumoさん こんばんは

デュ・プレの2種と、トルトゥリエ盤しか持っていない
ので、デュ・プレに惹かれつつも、本来の曲の姿とは
異なるのではないかと、常々思っていました。
どうあっても何が本当かは闇の中なのですが...
結局は自分の好き嫌いしかないのですかね。
Posted by メタボパパ at 2011年05月13日 22:35
四季歩さん こんばんは

コメントありがとうございます。
バレンボイム、いけませんね!(笑)
デュ・プレという病気を抱えた奥さんががいながら、
パリでクレーメルの奥さんと不倫し、いい歳なのに
まだそんなことをしていたなんて!
ただのやっかみなんでしょうけど。
Posted by メタボパパ at 2011年05月13日 22:43
メタボパパさん こんにちは。

『一歩引いた感じが、何とも英国っぽい』

演奏に限らず、録音も、スピーカーの音場の表現の仕方にも(音楽から全然離れて、英国車のエンジンパワーと車重の関係にも)通ずる、こういう一言が“ポッ”と出てくる。なんとも、うれしくなってしまうのですよ。
Posted by 芳賀 瞬 at 2011年05月15日 10:51
芳賀 瞬さん こんばんは

英国と米国のスピーカーしか使ったことがないの
ですが、英国の奥行き感はスピーカーから後ろに、
米国はスピーカー自身か、スピーカーより前に音
像が定位します(ウチの場合)。
同じ原理で動いているはずなのに、どうしてこうも
お国柄が出るのか不思議でなりません。
Posted by メタボパパ at 2011年05月15日 22:52
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