2010年10月20日

本物とニセモノ


最近、古い本の整理を始めた。

レコードの整理が終わったからというよりも、子供たちの本が
どんどん増え、お父さんの本を減らす必要が出たからで、まさ
に一難去ってまた一難といった感じ。

そんな中、「名曲名盤500 ベスト・レコードはこれだ!!」
(レコード芸術・別冊)が出てきた。

〜BEST500.jpg

高校時代に夢中になって読んだ本で、教科書や参考書よりも
よく手にし、その証拠に本自体はボロボロ。欲しいレコードには
赤丸で印を付け、買ったレコードにチェックを入れ、愛聴盤の
順位が低いと何となく悲しい気持ちになったもんだ。

懐かしく思い、パラパラと捲っていくとこんな一文が目に留ま
った。

 一流のニセモノは二流三流の本物よりも魅力も説得力も持つ。

美術工芸品のように美しすぎる演奏が、作り物みたいでニセモノ
と形容している気持ちは、もの凄い美人を見て

 あれきっと、整形しているよね。

と言っているようなもんで、分からなくもないが、ニセモノの
演奏と本物の演奏って何が違うのか、書かれていたレコードを
買って聴き比べたが、その意味が分からなかった。

私の場合、レコードを再生し、その演奏を聴いて感じるのは、
好きか嫌いか、心の底から感動するかどうかであって、本物も
ニセモノもない。

そもそも、レコード音楽自体、レコードの溝を針がトレースし、
動くことによって発電したものをアンプで増幅し、スピーカー
ユニットが前後することで音を出しているのだから全てニセモノ
ということになる。

そのレコードに刻まれた音楽そのものだって部分的に修正され
たりしているので、生を本物とすると全てニセモノ。

生演奏にしたって、ホール内のどの席で聴くかによって印象が
変わるし、同じ演奏家(団体)だって会場によって、あるいは日
によって演奏が変わる。

となるとますます何が本物なのか分からなくなってくる。

つづく。

にほんブログ村のピュアオーディオとクラシック鑑賞に参加しています。
素敵なブログが沢山あります。 よろしければ覗いてみてください。
にほんブログ村 PC家電ブログ ピュアオーディオへ  にほんブログ村 クラシックブログ クラシック音楽鑑賞へ

人気ブログランキングにも参加しています。
こちらにも素敵なブログが沢山ありますので覗いてみてください。
人気ブログランキングへ  人気ブログランキングへ

音楽ブログランキングにも参加しています。
重複するブログもありますが、こちらも覗いてみてください。

音楽ブログランキング

posted by メタボパパ at 21:43| Comment(6) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
音楽に「ニセモノ」という言葉が
あるなんて、驚きました。

もし書いた人がわかるなら、「ホンモノ」の
定義聞きたいですよね(笑)

朝比奈隆は音楽専攻してないから、
ニセモノなんて言うのかな(笑)

今日たまたま見ていた録画で、小沢征爾さんが、
「風呂での鼻歌、口笛・・・・・
「こころ」から出ていたら、みんな音楽だ」
と言っていました。

好き、嫌いしか無いと思います。
Posted by 四季歩 at 2010年10月21日 20:20
こんばんは^^

1流のニセモノ。イヤな言い回しですね。
確かに、レコードやCDで聴くのと生では違いますから。
また、1流のオケをNHK-FMで生放送されたりしたものを聴くと鳥肌が立ったりします。
ライヴとCDの違いのことなんでしょうけど、私はどちらも好きです。
ただ、地元の3流オケの生は聴きに行きたいとは思わなくなりました^^;

それから、結婚記念日おめでとうございます^^(1日遅れですみません)
Posted by kurt2 at 2010年10月21日 21:52
本物とニセモノ、なかなか深い話ですね。
「やっぱり、生演奏が一番!」という言葉もよく聴きますが、私は必ずしもそうは思いません。生の凡演より、録音の名演の方が遥かに感動は大きいです。
録音という「ニセモノ」は、音楽を楽しむ上では本物なのではないかと思っております。
勿論、生演奏は素晴らしいですが、視覚や臨場感といった、聞こえて来る音楽以外の要素も大きいのかとも考えます。
Posted by golf130 at 2010年10月22日 07:07
四季歩さん こんばんは

コメントありがとうございます。
私など、何を聴いてもいいと思っているので、本物、
ニセモノといった区別が出来ません。
ですから、聴いて感動するかどうかが重要であって、
生でも、CDでも一緒だと思います。
Posted by メタボパパ at 2010年10月22日 23:08
kurt2さん こんばんは

コメントありがとうございます。
生にせよ、レコードやCDにせよ、流れてくる音楽
から与えられる感動の素晴らしさを比較することは
全く無意味なように思います。
生でも退屈な演奏会もありましたし、レコードでも
買って失敗したと思った経験も多々ありますもんね。

最近は聴いていませんが、FMの生放送はハッとす
るほど生々しかったですね。あれって本当に素晴ら
しいと音だと思います。
Posted by メタボパパ at 2010年10月22日 23:19
golf130さん こんばんは

コメントありがとうございます。
>生の凡演より、録音の名演の方が遥かに感動は
大きいです。
→全く仰る通りだと思います。
特に最近は時代の音、音楽を意識するようになり、
好みもありますが、感動を与えてくれる演奏の時代
はレコードに詰まっています。

本当は生演奏ももっと聴かないといけないのですけ
どね。

Posted by メタボパパ at 2010年10月22日 23:32
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。