2010年05月05日

大中寺の七不思議 〜 フルトヴェングラー/ベートーヴェン:交響曲第7番

 
出流原弁天池のそばに、おとうふ工場があって、そこで湯葉を
購入。次に向かったのは大中寺。

大中寺は栃木県の太平山の西側に位置し、雨月物語の青頭巾の
お話にもなり、心霊スポットとしても有名らしい。

daichuji.jpg
大中寺

よそから来た私は知らなかったのだが、息子が昨年担任の先生
に話を聞いてきて、一時大中寺の七不思議で盛り上がった。

1油坂.jpg
油坂:
ある僧が夜に勉学するため、寺の本堂から油を盗んでいた。あ
る晩それが見つかってしまい、逃げる途中で石段にこぼした油
で滑ってしまい、転げ落ちて亡くなったというお話。

2枕返しの間.jpg
枕返しの間:
ある旅人が、この部屋で本尊に足を向けて寝たところ、朝起き
ると、頭が本尊の方向を向いていたというお話。

3不断のかまど.jpg
不断のかまど:
ある僧がサボるため、釜戸に隠れて昼寝をしていたのに、それ
を知らずに釜戸に火をつけられ、亡くなった。それ以来、この
釜戸は火を絶やさなくなったというお話。(今は、火はついて
いません。)

東山の一口拍子木:
大中寺に異変が起こるとき、東の山の方から拍子木の音が聞こ
えるというお話。しかし、その音は住職にしか聞こえない。

5馬首の井戸.jpg
馬首の井戸:
戦で敗れ逃げてきた武将(佐竹小太郎)が本寺の住職に助けを
求めたが、断られ、愛馬の首を斬り、井戸に投げた。武将も、
門前の芋畑で切腹。これ以後、井戸に馬の首が浮かんだり、馬
のいななき、ひづめの音も聞こえるというお話。

6不開の雪隠.jpg
不開の雪隠:
先の寺へ助けを求めた武将が自害し、その妻が夫の自害してい
るのを見て、雪隠(トイレ)に入り自害した。これ以後、雪隠
に入ると不幸が訪れるため開けられないようにしたというお話。

7根なしの藤.jpg
根なしの藤:
雨月物語の「青頭巾」で鬼と化した僧を諭し、正気に戻す僧、
快庵が手に持った杖を地面に刺し、「この杖に芽が出て大きく
茂るようならこの寺はきっと栄えるだろう。」と言い残し、こ
の杖が芽を出し大きく育ったというお話。

少し残酷な話が多いが、これは寺が荒廃したり、火災にあった
ことによる作り話なのだろうが、七不思議、ラッキーセブン、
七つの大罪の映画「セブン」とか”7”にまつわるお話が多い
のは何故なんだろう。

クラシックでは七重奏とか交響曲第7番とかくらいか。

交響曲第7番といえば、やはりベートーヴェンが真っ先に出て
くるし、”のだめ”の曲として家族の評判も上々。

この曲は1812年に約1年をかけて完成し、ベートーヴェンの42
歳の作品で、ほぼ同年代になった自分を省みて、

 人生ムダに生きたなぁ〜

と少し悲しい気分になる。

交響曲第7番のどの楽章も魅力的なのはもちろん、第二楽章の
アレグレットの身体の内から湧き上がってくる音楽がたまらな
く好きなのです。

好きな演奏というと、これまた多く、あれも、これもと目移り
してしまう。

トスカニーニ、カラヤン、C.クライバー等々それぞれ魅力ある
けれど、今回の大中寺の七不思議の話から連想するのは、最も
第二楽章の内に秘めたパワーを感じるフルトヴェングラーの演
奏になる。

FALP115.jpg
フルトヴェングラー/ベートーヴェン:交響曲第7番
仏VSM FALP115

フルトヴェングラーのレコードジャケットは、大概が顔写真の
共通ジャケになっているが、仏盤だけは美しく、英盤を持って
いるのに仏盤も、となってしまう。

しかし、このレコードの英盤はなく、仏盤のみなので、誰にも
文句は言われない。(ジャケ違いや、再発盤は売ることにしま
した。)

この日の行動はウォーキングや登山をされておられる方からす
れば、大したことはないのでしょうが、フィッシングセンター
→出流原弁天池→出流原弁財天→大中寺と1日で1万3千歩ほ
ど歩いただけでもうクタクタ。

これだけ歩いて、緑に囲まれた自然の中にいるにも係わらず、
ポツンと置かれた灰皿が抱きしめたいほどいとおしかった。
     

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posted by メタボパパ at 01:46| Comment(5) | TrackBack(0) | レコード紹介:A〜D | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こういう心霊スポット、怖いながらも興味ありますね。
お寺にとってはスキャンダルの様な話が語り伝わっているということは、お寺が衰退した当時に外部の人が語り広めた話なのでしょうね。
夜行ってみたいようにも思いますが、やはりちょっと怖いです(笑)。

フルトヴェングラーのベートーヴェン7番はLP時代、盤が擦り切れるほど聴いた(実際に擦り切れる迄聴いた人いるのでしょうか?(笑))、超思い出の名盤です。東芝EMIの国内盤でしたが。
Posted by golf130 at 2010年05月05日 10:39
こんにちは

ベートーヴェンの7番は、フルヴェン/ベルリンフィル’43のものが大のお気に入りです^^
やはり、この曲はフルヴェンが一番好きです。

ところで、相互リンクを貼りませんでしょうか?よろしくお願い致します^^
Posted by kurt2 at 2010年05月05日 14:48
golf130さんへ

コメントありがとうございます。
息子の日本語は今ひとつ理解不明で、心霊スポットとは知らずに行ってしまいました。
根なしの藤はおじいさんが地面に杖を刺したら花が咲いたとか、不開の雪隠は女の人がトイレに入ったら開かなくなったと話がちょっと違っただけで全然違う話になっていたもんで...



kurt2さんへ

コメントありがとうございます。
43年録音もより熱気が漲っていていいですよね。
相互リンクの件、こちらこそよろしくお願い致します。まだブログを始めて1年未満なのでなかなかこちらからは言い出せずにいます。
Posted by メタボパパ at 2010年05月05日 23:38
パパさん、こんにちは。
拙ブログへのコメントを頂きまして有り難うございました。

フルトヴェングラーの7番は、僕もやはりフランスのパテ盤で聴いていました。最近はイギリスのリファレンス盤CDで聴いています。元の録音が古いので仕方が有りませんが、演奏はこれ以上のものはちょっと他に無いですよね。

さっそくリンクさせて頂きますので、これからもどうぞ宜しくお願いします。
Posted by ハルくん at 2010年05月08日 08:53
ハルくんさん こんにちは

コメントありがとうございます。
いつもハルくんさんのブログには他の方のブログ経由で覗きにいっていたので、私もリンクさせて頂きます。
Posted by メタボパパ at 2010年05月08日 11:06
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