2010年04月01日

静寂のひととき 〜 リパッティ/バッハ:主よ、人の望みの喜びよ

 
スキー教室から子供たちが帰ってきた。静かだった同じ家が、
あっという間に動物園のような大騒ぎ。

次から次へと切れ目なく子供たちが土産話を話し出す。ご飯を
食べるのに口を動かしているのか、しゃべっている口の中に、
ご飯を入れているのか分からないほど。

こんな生活を送っているとレコードのノイズ如きに目クジラを
立てるのがアホらしくなる。

無音のほんのりとした甘みを感じる静寂感が得られた瞬間の喜
びは格別なものがあるが、この繊細でデリケートな音を維持す
ることはきわめて難しい。

この”無音の美”は、ピアノ独奏を聴いているときにより強く
感じる。ピアノのタッチや響き、余韻といったものに耳を傾け
るからかも知れない。

ピアニストの中では何といってもリパッティがピカ一。

〜 33CX1386j.jpg
リパッティ/バッハ:主よ、人の望みの喜びよ
英コロムビア 33CX1386

彼のタッチは気品があって、一音一音が心に染み渡り、乾いた
心に潤いを与える響きで、”無音の美”を一層際立たせる。

レコードなのでサーフェイス・ノイズがあるのに不思議に気に
ならず、少しヒンヤリした無音の美しさがたまらない。


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posted by メタボパパ at 00:25| Comment(0) | TrackBack(0) | レコード紹介:A〜D | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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