2010年02月04日

困ったレコード、フルトヴェングラー/ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」

 
ベートーヴェンの「運命」といえば、クラシック音楽にさほど
興味のない人でも知っている名曲なのは、何も私が改めていう
ほどのことではない。

しかも、フルトヴェングラーの「運命」ともなれば、ブログで
紹介されても、別に読む必要もないほどの超名盤。

フルトヴェングラーの「運命」と一口に言っても10種類以上も
録音されていて、様々なレーベルから発売されている。

中でもドイツ・グラモフォン盤と英HMV盤が有名で、録音も
含め、この2種類があればいいと思っている。

独グラモフォン盤もレーベルの細かい変化や、その音にも違い
があるので、別の機会に紹介しようと思うが、今回は英HMV
盤をオーディオの面から紹介する。

ALP1195j.jpg  ALP1195.jpg
フルトヴェングラー/ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」
英HMV ALP1195

独グラモフォン盤はグワッと量感が豊かで、力強い低音に支え
られた音と感情の起伏の激しさが表に表れた演奏が魅力だが、
今回の英HMV盤はその激しさを内に秘めた懐の深いスケール
の大きな演奏で別の魅力を備えている。

私はフルトヴェングラーによってベートーヴェンの世界に引き
込まれたのだが、そのキッカケになったのがこの演奏。その意
味でも忘れられない大切な演奏だ。

レコードとしても国内盤、独エレクトローラ盤、英HMVにな
っても何枚買い換えただろう。

私が現在愛聴しているレコード(今週オークションに出品して
いるものとは別です。念のため)は、使用装置によって針飛び
を起こしてしまうことが最近判明した。


今まで本盤は、トーレンスプレステージ+SMEシリーズX+
SPU−monoで何事もなく聴いていた。

今回リンマジックLP12でこのレコードを聴いていたら、突
然、針飛びした。

 あれ、おかしいな。

と思いながら、再び同じ箇所をかけるとやはり針飛びする。

針圧を変えたりしたが変わらない。

確かにキズがあって、今までも少し大きなノイズが出たが、問
題なくトレースしていたのであまり気にしていなかった。

そこで今までのようにトーレンスに戻して聴いたら、今度はこ
っちも針飛びしてしまった。

タラリ、と漫画ならこめかみの辺りに汗がたれているところだ。

プレーヤーは同じトーレンスだけどSME3012RGold+
SPU85Anniversary(以下SPU85)で試しに聴いてみたら
今までの通り問題なくトレースした。

今度はリンマジックLP12にSPU85をつけて確認すると、
針飛びし、SPU−monoに交換しても針飛びする。

SMEシリーズ5にSPU85をつけて確認したら針飛び。

それでは、と、SME3012RGoldにSPU−monoを
つけて確認したら、問題なくトレースする。

リンのアディクトは上面に突起があるのでSMEのアームに
は取り付かず確認できなかった。

今までトーンアームのトレーシング能力はSMEシリーズ5
が優れていると思っていたので、SME3012RGoldが
どちらのカートリッジでもいけたのは意外な結果。

アームが長いのが功を奏したのか? 

アームとカートリッジの相性も分かったのは面白かったが、
問題はこのレコードを聴くときだけカートリッジを付け替え
るのが面倒だということだ。

SME3012RGold+SPU85でもいいのだが、ノイズの
面から見ると、モノラル盤はやはりモノラルのカートリッジ
で聴きたくなる。

どうしたもんか...


また、リンマジックLP12は盤質に対して非常に厳しい
タイプのようで、トーレンス+SME+SPUに比べると、
ノイズが耳につきやすい。

これまでリンマジックLP12で全て聴けるように調整して
きたが、モノラル(初期)盤はこの際、バッサリと対象外と
して、ステレオ盤とモノラルでも再発盤をターゲットにした
方がいいようにも感じている。

というのも、70年代のレコードが本当に魅力的に鳴ってくれ
るからだ。この時代ならまだまだ盤質のいいレコードが手に
入りやすい。


ハタから見れば

 どっちでもいいじゃん!

ていう、どうでもいいことをあれこれ悩むのがオーディオを
趣味とした人間の悲しい性なんですかね。

   
posted by メタボパパ at 00:20| Comment(0) | TrackBack(0) | レコード紹介:A〜D | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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