2010年01月25日

いい音とは?(その3)


前回までで、ヴァイタヴォックスCN191コーナーホーンを
吉祥寺の「バロック」で聴いた時、最も”いい音”と感じた。

たった一度の体験だが、その音が忘れられない。

ヴァイタヴォックスCN191コーナーホーンが持っていて、
タンノイオートグラフに足りないもの。それが明確になれば、
私にとっての”いい音”が具体的に解き明かされるはずだ。

一番の違いは芯の強さだと思う。

ヴァイタヴォックスは、剛直な質感が音の芯に一本通っていて
浸透力がある。

”いい音”と感じたスピーカーに共通しているポイントは何か
と考えると、何れもコンプレッションドライバーを中高域に使
っている。

アルテックやJBLもコンプレッションドライバーを使ってい
て、オーディオ少年時代にその音で育ったので、無意識のうち
にその音を”いい音”と感じるのかも知れない。

しかし、ヴァイタヴォックスがこれら米国スピーカーと異なる
ポイントは音像の定位が奥に広がる。

これはタンノイオートグラフも同様で、英国スピーカーに共通
する点だと思う。(B&Wマトッリックス801S3も同様)

現在使用中のB&Wマトッリックス801S3にはこの硬質感
の魅力がない。これはレンジの広さとは異なるので、音場感は
優れていても、強さ、あるいは浸透力という点では劣っている。

現在、三つ山特性+音のいい特性で、満足のいく再生が出来る
ようになったものの、どうしても手に入れられないのがこの硬
質感。

硬質感ではシーメンスオイロダインにも衝撃を受けたが、あそ
こまで強靭になるとチトつらい。

スピーカーが全てではないが、影響力の大きいスピーカーにつ
いてのみ書いてみたが、周波数特性を変えても、スピーカーの
素性は変わらない。

ただし、同じタンノイオートグラフだって、部屋が変われば音
も変わるし、様々なオートグラフを色々な場所で聴いてきたが、

 これが本当にタンノイオートグラフ?

と疑問に思う音も聴いているので、自分で身銭を切って、実際
に部屋に入れて、慎重にセッティングし、長い目で見て判断す
る必要があるが...


これらをまとめると、適度な(浸透力のある)硬質感、奥行き
のある定位が必須項目であることが分かる。

しかし、これだけではまだ説明が不十分な気がする。

ここまではハード面からの体験を綴ったが、次回からはソフト
面から見つめ直してみようと思う。

posted by メタボパパ at 00:46| Comment(0) | TrackBack(0) | オーディオ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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