メシアンを聴いていたら、何故だかこの曲が無性に聴きたくなった。
両者に共通点はないように思うが、どこかに結びつくものがあるのだろうか。

リヒター/バッハ:ロ短調ミサ
独アルヒーフ SAPM198190−2
初めてこの曲を聴いたのは、カラヤンのモノラル盤だったが、冒頭の合唱には度肝を抜かされた。
この曲によって若き日のカラヤンの素晴らしさを知ることとなり、これ以降、カラヤンのモノラル盤を集めるキッカケになった。
このカラヤン盤も素晴らしいが、この曲の名演は他にもあり、今はこのリヒター盤とクレンペラー盤の計3組を愛聴している。
クレンペラーで思い出したが、SANのレーベルで何が初版なのか分からなかった頃、黄色切手という見たことのないレーベルを発見し、購入し、早速師匠に聞いたら、
3rdレーベルですよ。
と言われ、ガッカリしたことも今となっては懐かしい思い出。
このロ短調ミサの第一部の迫真の音楽は、黙って聴くしかないほど迫力に圧倒されるし、壁にコーラスがズラッと並んでいる姿は実に壮観。
このようなスケールの大きな曲を聴いていると、お前の悩みなど些細なことだよ。と言われている気がする。
ロ短調ミサの第一部の素晴らしさは、マタイ受難曲と比較しても決して見劣りするものではないが、第二部からはピーンと張りつめた緊張感が緩んでしまい、全曲を通じての完成度という点においてやや劣るのが残念。
というより、マタイが凄すぎるのか。
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