2011年03月13日

レコードで聴く地震


地震発生時、私は自宅でレコードを聴いていた。

すると聴いたことのない低音が「グォグォグォッー」とスピーカーの奥のほうからこっちに向かってくるのが聴こえてきた。

 何だ!故障か!

と思い、針を上げた瞬間、地震が。

生まれて初めて地震を音で聴いた瞬間だった。

そんな感動をよそに、揺れはどんどん大きくなってきて、リンとトーレンスが揺れに揺れたので、慌ててフローティング部を押さえた。

2階で何かが割れた音が聞こえたが、レコードやオーディオ装置の方が大事なので、そのまま地震が収まるのを待った。

するとアンプが「カンッ」といって光が消え、停電したのが分かった。

地震が収まり、水や、ガスを確認したところ、こっちは大丈夫で電気だけが止まっていた。

2階に行くと、奥さんの趣味のブリザードフラワーが下に落ちて花器が割れていたが、他は大丈夫だったので、それはほっといて外に出てみると、ご近所さんも出てきていた。

瓦が落ちた気配も、電線が切れている様子もなかったが、信号機が消えていたので、この辺はみんな停電したと分かった。

外出していた奥さんが丁度帰ってきたので、驚かせようと部屋の中で倒れていたのだが、ご近所さんと話をした挙句、玄関から

 ベランダの洗濯物取り込んどいて! 
 私、子供たちを迎えに行って来る!

と出て行かれ、熱演が徒労に終わった上、余震の中、ベランダの洗濯物を取り込むハメに。

近所でも屋根の瓦が落ちたりといった被害があったが、聞いている範囲では、けが人がなかったのが不幸中の幸い。

子供たちも一斉下校で、親が帰っていない子供たちを引き取り、私設託児所となり、ドッジボールをしたりして、迎えに来るまで遊んでいた。

停電はしたが、水道とガスは使えたので、懐中電灯を照らしながら夕食を食べていると、日曜会メンバーのご家族がお酒と、おつまみを持ってやってきた。

しばらくすると他のメンバーも来て、ちょっとした避難所に。

停電となると、エアコンはもちろん、ファンヒーター等も使えず、昔の石油ストーブが恋しくなった。

結局、3家族計13人+ワンちゃん1匹で大人は酒を飲み、子供はDSをやりながら身体を寄せ合い暖をとった。

人の温かさとお酒の偉大さを知った一晩となった。

そして、電気が世の中を照らさないと、こんなにも星がきれいに見えるということを知った。

翌日、電気が復旧し、TVを見て初めて被害の大きさを知り、笑いながら酒を飲んで、ちょっとしたサバイバル気分でいた自分を恥ずかしく思った。

今も水が出にくく、給水車が来ているが、この辺は何とかなりそう。

それよりも、もっと大きな被害に遭われた方々の心情を察すると...

一人でも多くの方々に笑顔が戻ることを切に願う。

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posted by メタボパパ at 11:57| Comment(0) | TrackBack(0) | オーディオ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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