2010年12月06日

方言と個性(その2) 〜ティボー、コルトー/フランク:ヴァイオリン・ソナタ


前回は方言に終始し、曲の紹介が出来ず、また二日間遊びまく
りでお休みしてしまったが、その続編。

近年の演奏者のテクニックは目を瞠るものがあり、これに比べ
ると往年の演奏家は方言とも呼べる強い癖、個性がある。

これは個々の演奏家を比べるというより、俯瞰して大きく時代
を分けるとそういう傾向が見られるということ。

レコード音楽を主に聴いていると、どうしても古いほうにシフ
トしてしまうので、その耳で聴いてしまうと、近年の演奏家は
極端な言い方をすると上手だけど個性を感じ取りにくい。

もっと新しい演奏を聴いていれば、その中からキチンと個性を
見出すことが出来るのだろうけど。

それは、方言と同じようにその地域に慣れ親しんで、その血が
体内を駆け巡るようになることが必要なのだと思う。

〜 COLH74j.jpg
ティボー、コルトー/フランク:ヴァイオリン・ソナタ
仏VSM COLH74

この個性の塊のような演奏は、今の目から見ると雑なのかも知
れないけれど、この時代に身を委ねてみると、甘美でロマンテ
ィックな演奏が濃厚な香りをムンムンさせる。

SPからの復刻だが、音もよく、聴いていて何の不満も感じな
いどころか、妄想の世界に戯れることが出来る。

地元の子供たちの方言で、

 何々してるんねん。

という言い回しがあり、聞いていてとてもかわいらしい。

関西でも

 何々してはる。

という言葉が大好きだった。

こういう地方ならではの方言って大切にしたいと思う。

古い演奏家の個性を大切にするのと同じように。

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posted by メタボパパ at 21:55| Comment(0) | TrackBack(0) | レコード紹介:E〜I | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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