2010年11月17日

妄想族 〜ショルティ/ワーグナー:ラインの黄金


欲しいものがいっぱいあるのに、買えない生活が続くと、状況
は変わらずとも妄想の世界で楽しく遊ぶようになった。

もしもスピーカーを代えたら、アンプを代えたら、朝起きたら
奥さんが変わっていたら等、いくらでも夢は広がるし、夢見る
だけならお金も掛からない。

迷惑も掛けない。と言いたいところだが、奥さんに

 もしも○○だったら、どうする?
 ○○買ったらいいと思わない?

と年中聞いているので、答えるのが邪魔くさいらしい。

 たまにならいいけど、毎日毎日飽きずに同じ様なことを聞い
 て来て、よく飽きないわね〜 時間の無駄!

と冷たく一掃される。

もっとも

 もし本当にドラえもんがいたら、何が欲しい?

とか

 実は中森明菜ちゃんと不倫してたらどうする?

等々、しょーもないことまで聞いているのでその態度は正しい
と私も思うし、多少反省もしている。

レコードやCDで音楽を聴いていると、映像がないのでスピー
カー間に浮かび上がる音像はあくまでイメージでしかない。

ジャケットや裏面から演奏家の顔は知ってはいても、その表情
の変化や仕草は聴き取った音楽から想像するしかない。

ワーグナーの舞台の雰囲気だって、そのオドロオドロしい音楽
から想像するしかない。

SXL2101j.jpg
ショルティ/ワーグナー:ラインの黄金
英デッカ SXL2101−3

しかし、その雰囲気は見えないがゆえに想像力によって、無限
に広がり、現実にはあり得ない世界を創造し、しかも実際に体
験したかのように感じることが出来る。

演奏家同士が呼吸を合わせたり、音楽に没頭しながら演奏して
いる姿が現実に見えてくるのだ。

香りを嗅いだり、肌の感触まで感じ取ったこともある。

ここまで来るとホラ話に聞こえるけど、年に数回しかないがこ
の瞬間の感動は何物にも代えがたく、この体験をしたいがため
に音楽を聴き続けているようなもの。

たまにそばで聴いている息子に、

 スゲー! 今、男の人が話しながら動いていたよ。

なんて言われると、うれしくなってしまう。

そんな私のことを、ウチの奥さんは、

 妄想族!

といって馬鹿にするが、笑わば笑えだ。

大きな音を出す点は暴走族と大差ないのかもしれないが、こち
らはある意味人畜無害だし、入るのも抜けるのも自由なので、
族を抜けるからといってヤキを入れられることもない。

どうです? 妄想族に入って、無限の世界を体験してみては。

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posted by メタボパパ at 21:06| Comment(6) | TrackBack(0) | レコード紹介:W〜Z | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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