2010年08月16日

タンノイオートグラフとともに


お盆にはお墓参りのほかに重要な任務が待っている。

それは離れて暮らしているオートグラフの調整である。

たまにしか聴かないオーディオ装置は接触不良があったり、な
んとなく覇気のない音になりがちで、しばらくは我慢して聴く
状態が続く。

今回は、ノイズが音に乗っていて細かい情報がマスクされてい
た。しかも、CDではこのノイズがなくクリアーでアナログ・
レコードのみに発生。

アナログ系の接点を磨き、再び聴くと多少よくなった気がする
が、まだノイズが残っている。

こういう場合、通常なら次に何をやるか考えて行動を起こすの
だが、今回はこれといってすべきことが頭に浮かばなかったの
でそのまましばらく聴いていた。

〜AU-111.jpg

するとポッと音量が上がり、見通しがよくなった瞬間、今まで
のノイズは消え、音楽が自然に流れるようになった。

待ってましたとばかりに聴きたかったレコードを次から次にか
け、しばし幸福のひととき。

すると、次にあれやってみよう!とやりたいことが出てきたの
で、それに素直に従う。

続きは次回に。


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posted by メタボパパ at 07:51| Comment(4) | TrackBack(0) | スピーカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月15日

敬虔なる調べ 〜 クレンペラー/ヘンデル:メサイヤ


昨日のマタイは特別なものだが、このヘンデルのメサイヤの美
しさも堪らないものがある。

ヘンデルといえば「水上の音楽」、「王宮の花火の音楽」が有
名だし、「オルガン協奏曲」などの協奏曲、その他オラトリオ
や、オペラを多数作曲している。

メサイヤはその中でも突出した傑作で、”ハレルヤコーラス”が
有名だが、それを含む受難と復活の第2部は緊張感、ど迫力、
そして敬虔な調べはマタイ受難曲と比べても勝るとも劣らない
ほどの魅力がある。

〜 SAN146-8.jpg
クレンペラー/ヘンデル:メサイヤ
英HMV SAN146−8

初めてこの曲を聴いたのがクレンペラーの演奏だったこともあ
るけど、その後他の指揮者で聴いてもクレンペラーを凌ぐ演奏
はない。

宝くじの当選番号確認のときにしか神頼みしない私でも、マタイ
やメサイヤを聴いていると、信仰心はなくとも音楽の力によっ
て心身ともに浄化されている気がする。


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posted by メタボパパ at 13:03| Comment(2) | TrackBack(0) | レコード紹介:E〜I | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月14日

本当にオリジナル盤は音がいいのか 〜 リヒター/バッハ:マタイ受難曲


独アルヒーフは独グラモフォンが1946年に創設した系列会社で
主にバロックを中心に録音を残している。

私などは独アルヒーフといえばすぐにK.リヒター、バッハ、そ
して”マタイ受難曲”となってしまうが、その他にもピノックや
ガーディナーといったところにもお世話になった。

独アルヒーフの何番から何番はこのレーベルがオリジナルとい
うのが全く分からないのだが、”マタイ受難曲”は

・Boxの背表紙の文字が逆さ(下から上:写真では右から左)
〜sakasa.jpg

・BoxのSTEREOの上の文字がMATTHAUS-PASSIONと
 ST.MATTHEW PASSION と併記されている。(写真では右)
〜 jake.jpg

・レーベルで四角の中にSTEREO、その横がALLE HERSTELLER
 で始まる。(独グラモフォンと同様)
・レーベル内の文字が全て独語表記
〜198009.jpg

この辺りが揃うと”オリジナル”と呼ばれるようだ。

この”オリジナル”といわれるレコードとレーベルは当てはまる
がBoxが異なるものの2種類を持っていて、レコード内周の
刻印も”オリジナル”の方が古い感じがする。

しかし両者を比較すると”オリジナル”よりも、後者の方が音が
いい。響きが豊かで声に艶があり、合唱の人数も多く聴こえる。

レコードの師匠からは基本的には古いほうが音がいいが、その
スタンパーの何枚目にプレスされたのかとか、イコライザーの
カーブがRIAAでなかったり、位相が逆相だったりして新しいも
ののほうが良いことがある。と教えてもらったことがある。

英DECCAのモノラル盤で、金文字内溝より銀文字外溝の方が、
良かったことも確かにあったが、今回もそんな感じなのか。

何れにせよ、聴いてみなきゃ分からないということか。

国内盤、輸入盤2種、CD、初期盤2種と買ってきたが、どれも
これも音が違う。しかしながら、そんな些細なことを気にする
自分が恥ずかしくなるほどの高みにマタイの音楽はある。

音楽を聴くことに没頭していた頃の方がよっぽどマタイの核心
に触れていた気がする。

何もかも忘れてお盆にゆっくりとマタイ受難曲を聴いてみるも
のいいのではないでしょうか。


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posted by メタボパパ at 01:42| Comment(6) | TrackBack(0) | レコード紹介:A〜D | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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