2010年06月13日

数少ない国内盤 〜 デュ・プレ/バレンボイム/プロコフィエフ:ピーターと狼

 
クラシックを好きになった頃は、ソフトのメインはレコードで
購入は近所のレコード屋さんでした。

当然のように国内盤しかなかったのですが、父親の勤務先が、
秋葉原の近くだったので、輸入盤を早い時期から購入するよう
になった。

フルトヴェングラーやオーマンディといった指揮者のレコード
も安くて音のいい輸入盤に買い換えてしまったので、ほとんど
が輸入盤になり、高い国内盤を購入することもなくなった。

国内盤のカタログでプロコフィエフの「ピーターと狼」のナレ
ーションをデュ・プレがやっているレコードがあると知り、曲
はよく知らなかったが、彼女の声を聴きたかったので、ジャケ
ットのデザインだけはしっかり脳裏に焼き付けた。

〜 28MG0019j.jpg
デュ・プレ/バレンボイム/プロコフィエフ:ピーターと狼
日グラモフォン MG0019

いつものように石丸電気の輸入レコードコーナーを端から端ま
で見ていると、とうとうこのレコードを見つけた。そのカタログ・
ナンバーは独グラモフォン(2531 388)で早速家で聴く
と、なんとおっさんの声。

 えっ? 何で?

はてなマークが一杯の中、ジャケットの裏を見ると、おっさん
の写真があり、ロリオ?とかいう名前だった。

 だれだ! こいつは!

よもや、同じ指揮で他の人がナレーションをすることがあると
はつゆ知らず、全く不要になった最初の一枚となった。

手に入れたのはしばらくしてからで、国内盤の中古品だった。
さらに時が過ぎ、カタログナンバー:2531 275の独グラ
モフォン盤ということを知ったが、もう購入意欲は消えていた。

ということで所有している数少ない国内盤の一枚となった。

この曲を若い頃に聴いたときは、デュ・プレの声を聴く以外に
なんの興味も湧かなかったが、子供を持ち、大したことはして
いないが、父親として過ごす人生を10年以上経ってから改めて
聴き返したら、自分の子供たちに本を読み聞かせているデュ・
プレの姿が浮かんできた。

その優しいまなざしと言葉に包まれながら、無邪気に遊ぶ子供
たち、そんな光景にレコードを聴きながら涙した。

久しぶりに感動に包まれた瞬間だった。


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posted by メタボパパ at 00:36| Comment(4) | TrackBack(0) | レコード紹介:N〜R | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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