2010年05月07日

将棋ブーム 〜 カザルス/バッハ:無伴奏チェロ組曲


このGW中、娘の友達のお母さんが来て、将棋を教えて欲し
いというので、駒の動かしかたから始まって、ここにうった
らどうなるとかの説明をした。

そうこうするうちに子供たちも興味を持ち始め、

 やらせて、やらせて!

と言い出した。

駒の動かし方を見ているとこれまた性格が表れて面白い。

山登りと同じように、後先考えずに思った通りに突き進み、
取られてしまう息子と、飛車や角行で(自分は取られないよ
うに)遠くから攻撃する娘。

気が付くと王将を含め5駒くらいになって必死に逃げる息子
に、なぜか詰められない娘。逃げ場をなくすとか、取らせて
取る感覚がないとこんな局面になるのかと笑ってしまった。

昔、将棋部の友達と将棋をしたとき、何だかよく分からない
うちに

 お前、もう負けてるよ。

と言われたときも違う意味で笑ったが、そいつの目線が今の
子供たちを見る私の目線くらいかと思った。


将棋で次の一手を考えている姿は、どこか無伴奏曲を弾いて
いる姿に通ずるものがある。

特にカザルスのような、音楽と真摯に対峙している姿が最も
相応しいと思う。

カザルスについては、ブログ村に参加されていらっしゃる
くみこpianoさんの素敵なブログがあるので是非ご覧になって
みて下さい。

HMV COLH16.jpg
カザルス/バッハ:無伴奏チェロ組曲
英HMV COLH16

6つの組曲のうち、第1番が私の好み。

カザルスの演奏はゆったりとして、スケールの大きな演奏で、
筆太な弦の波が押し寄せ、そのうねりが見えるよう。

この演奏を聴いてしまうと、いかに現代の演奏者が優れてい
ようとも、キレイだけど小ぢんまりと纏まっちゃているよう
に感じてしまう。

逆にいえばカザルスは、迫力があるが大雑把で荒い演奏とも
言えるし、多少の荒さは屁でもないほどの高みにカザルスの
存在があるようにも思える。

これって、私の場合は、カザルスを最初に聴いたからそう感
じているだけで、聴く順番によっては、印象が180°変わって
しまうものなのかも知れない。

この演奏に限らない。個人でレコードを収集するには限界が
あり、世界中全ての曲を聴くのは到底無理な話。

いずれにせよ最初の出会いから何かに導かれるようにしてこ
こまで来てしまったのだから、今更後戻りも出来ない。

自分のレコード棚には、ある意味自分の歩んできた道、自分
の人生がそこにある。

つまり、しょーもないレコードを沢山持っているということ
は、無駄なレコード音楽人生を歩んできたということになり、
考えようによってはものすごく怖い話だ。
(これ、タンノイオートグラフで有名な故五味康祐氏も同じ
様なことを書かれていたような気がします。)

では、しょーもないレコードと、素晴らしいレコード、この
差は何によるものなのか、これは、有名盤、高価盤を何枚持
っているのかではなく、いかに聴き込んだレコードを持って
いるかということだと思う。

レコード棚を覗いて、

 あれ、こんなレコード持ってたっけ?

なーんていっている私など、お恥ずかしい限りです。

たかがレコード、されどレコード。


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posted by メタボパパ at 00:09| Comment(4) | TrackBack(0) | レコード紹介:A〜D | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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