2010年04月28日

英EMIのレーベル変遷(その6)

 
今回も英EMIのASDレーベル変遷の続き。

70年代から80年代にかけて様々な新しい技術が導入されて、
デザインもその都度変わっている。

白黒スタンプニッパーと呼ばれ、前回の7.のニッパーがカ
ラーから白黒に変わる。そして、外周に白いリングが付く。
海外でもB/W stampなどと書かれている。

ASD2805〜3800番台くらいまでがこのレーベルで
6.、9.、10.も含む。手持ちではASD3825も、この
デザイン。

8ASD2889.jpg
8.白黒スタンプニッパー(ASD2889)

60年代に対し、ダイナミックレンジ、周波数レンジとも広が
り、音像がやや大きめだが、定位はしっかりし、トゥッティ
の迫力や、静かなソロなどに新たな魅力があるが、その一方
で失ったものも大きい。


さらに新たな技術、4ch録音が始まる。

9ASD3173.jpg
9.白黒スタンプニッパー:QUADRAPHONIC(ASD3173)

レーベルにはASDナンバーの上に”QUADRAPHONIC”と
記されているのですぐ見分けが付く。

レコードの内周無音部のマトリクスナンバーも”Q2RA”とQ
が頭につく。(レーベルの9時の位置にもあります)

マトリクスナンバーについて触れていなかったのでここで補
足説明すると2は12インチレコード、RAはドイツ録音。
4chは独エレクトローラの技術のためドイツ録音となる。
よくASDで見られる2YEAの2は12インチレコード、Yは
ステレオ、EAはイギリス録音。

4ch時代がどうだったのかは当時のことを全く知らないが、
現在の2chの装置で聴いても問題ないのはありがたい。

互換性って大切だと思う。


そして、デジタル録音が始まる。

10ASD3804.jpg
10.白黒スタンプニッパー:デジタル(ASD3804)

デジタル録音盤はスタンプニッパーの上にDIGITALの三角形の
中にもう一匹ニッパーがいる。

マトリクスナンバーは2DEAでDはデジタル録音、2とEAは
先ほどと同様に12インチのイギリス録音。

初デジタル録音のこのレコードは、音像の大きささえ気にし
なければ結構いい音で、管や打楽器がしっかり定位し、個々
の音が非常に鮮明に鳴る。

しかし、この頃の録音は、管楽器、打楽器の輝く魅力に比べ、
弦楽器の発言権が少なくなっているように感じてしまうのが
チト寂しい。

70年代の手持ちのレコードを改めて見直すと、モノラルから
60年代で抜けた、私の中で少しマイナーな作品の穴を埋めて
いるような、そんな気がする。


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posted by メタボパパ at 00:54| Comment(0) | TrackBack(0) | レーベル EMI | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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