2010年04月30日

英EMIのレーベル変遷(その8)


今回で英EMIのレーベル変遷も一先ず終了。

他にもSTUDIO TWOとかSCX、CSD、SEOM等もあるのですが、
精力的に集めていないので情報不足の感があり、もう少し
調べてからにしたいと思います。

今回はエンジェルシリーズのSANレーベルについて。

1960年代の初め、英EMIはオペラや、声楽といった部門
に特化したSANレーベルを新たに作った。

このレーベルについて聴き込みが少ないのか、オペラにつ
いては私自身の耳がまだまだなのか、どれをとってもいい
音で、細かいことにあまり気にならない。

GW(ゴールドホワイト)とかホワイトエンジェルと呼ば
れるレーベルから始まる。

SAN101.jpg
1.GW:SAN101

SAN101〜203辺りがこのデザイン。

以前、kaorin27さんがナンバーの書体について書かれてい
たけど、その記事を読んで、初めて若干のデザイン変更が
あることに気づいたくらいで、何も知らずに気にもせず聴
いていた。

私如きでは、音の違いは判別できない。こういうときは気
にしないことにしている。


次に、天使が白から黒に変わったのでブラックエンジェル
とか、金地にスタンプなのでゴールドスタンプと呼ばれる
レーベルで、デザインは変われど、音質的に差がないよう
に思っている。

SAN244.jpg
2.ゴールドスタンプ:SAN244

SAN204〜290辺りが本レーベル。

数枚しか持っていないので何ともいえないのが正直な話。


そして最後が、同じブラックエンジェルなのだが、金から
黄色に変わっているので、イエロースタンプと呼ばれてい
る。

SAN292.jpg
3.イエロースタンプ:SAN292

SAN290辺りからがこのレーベル。

このレコードもいい音なのだが、この時期のカラヤン盤は
ドイツ録音が多く、どっちのレコードがオリジナルとして
相応しいのか迷うところ。

Boxも独エレクトローラ盤のほうが布張りで高級感があ
るし、サウンドも豊かな気がするのだが...

一方、ムーティのヴェルディ:アイーダなどは70年代EMI
を代表するかのような優秀録音で、自分の中でも評価が定
まっていない。

念のために付け加えるとすると、やはりEMIの一般的な
評価のように再発盤での音質劣化は顕著なので、初期レー
ベルを(高くても)購入することをお薦めする。

何よりも怖いのは、音が悪いことで演奏家の評価までねじ
曲げかねないこと。


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posted by メタボパパ at 01:30| Comment(2) | TrackBack(0) | レーベル EMI | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月29日

英EMIのレーベル変遷(その7)

 
5回に渡ったASDレーベルの変遷も今回で最終回。

 本当に長かったー!

と、ここまで続けて読んでくださった方がいらしたら、感謝
いたします。SC盤で止めておこうかとも思ったのですが、
70年代の録音にも興味を持って欲しくて書いちゃいました。

80年代になってデザインが変わり再びスタンプの中がカラー
になり、カラースタンプニッパーとか、7.と区別するため
に2ndカラースタンプニッパーとかフチありと呼ばれる。

11ASD3902.jpg
11.2ndカラースタンプニッパー(ASD3902)

ASD3800番台〜4000番台前半がこのレーベルで、
4093までは確認している。

10.と音質的に差があるようにも、変化があるようにも感じ
られないのだけど、「オッ」と前のめりに身構えることがな
く、初期盤のような吸引力に欠ける気がする。


次がASDナンバーの最終デザイン。私がレコードを購入し
始めた時は、すでにこのデザインだった。

12ASD2572.jpg
12.大ニッパー(ASD2572)

大ニッパーとか後期大ニッパーと呼ばれている。

このデザインは4000番台前半からだと思うのですが、何
番で終了するのか不明。

手持ちは再発盤のみで、英国盤より独エレクトローラ盤の方
が音がよく、高校時代は独盤を買っていた。

今にして思えば、再発の英国盤は、初期盤の魅力を知らない
耳で聴いても音の面で劣っていたと判断していたのだ。

何れにせよ、今となってはこの頃のEMIのレコードをあえ
て収集する気にはならないし、そのスペースがあるなら、も
っと初期のレコードで欲しいものが沢山ある。 

...と書いていて、あれれ、我が家には無駄なレコードが
多いなぁ〜とつくづく思う。

 今頃気づいたんかー!

と奥さんのつっこみが聞こえたような...


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posted by メタボパパ at 00:33| Comment(4) | TrackBack(0) | レーベル EMI | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月28日

英EMIのレーベル変遷(その6)

 
今回も英EMIのASDレーベル変遷の続き。

70年代から80年代にかけて様々な新しい技術が導入されて、
デザインもその都度変わっている。

白黒スタンプニッパーと呼ばれ、前回の7.のニッパーがカ
ラーから白黒に変わる。そして、外周に白いリングが付く。
海外でもB/W stampなどと書かれている。

ASD2805〜3800番台くらいまでがこのレーベルで
6.、9.、10.も含む。手持ちではASD3825も、この
デザイン。

8ASD2889.jpg
8.白黒スタンプニッパー(ASD2889)

60年代に対し、ダイナミックレンジ、周波数レンジとも広が
り、音像がやや大きめだが、定位はしっかりし、トゥッティ
の迫力や、静かなソロなどに新たな魅力があるが、その一方
で失ったものも大きい。


さらに新たな技術、4ch録音が始まる。

9ASD3173.jpg
9.白黒スタンプニッパー:QUADRAPHONIC(ASD3173)

レーベルにはASDナンバーの上に”QUADRAPHONIC”と
記されているのですぐ見分けが付く。

レコードの内周無音部のマトリクスナンバーも”Q2RA”とQ
が頭につく。(レーベルの9時の位置にもあります)

マトリクスナンバーについて触れていなかったのでここで補
足説明すると2は12インチレコード、RAはドイツ録音。
4chは独エレクトローラの技術のためドイツ録音となる。
よくASDで見られる2YEAの2は12インチレコード、Yは
ステレオ、EAはイギリス録音。

4ch時代がどうだったのかは当時のことを全く知らないが、
現在の2chの装置で聴いても問題ないのはありがたい。

互換性って大切だと思う。


そして、デジタル録音が始まる。

10ASD3804.jpg
10.白黒スタンプニッパー:デジタル(ASD3804)

デジタル録音盤はスタンプニッパーの上にDIGITALの三角形の
中にもう一匹ニッパーがいる。

マトリクスナンバーは2DEAでDはデジタル録音、2とEAは
先ほどと同様に12インチのイギリス録音。

初デジタル録音のこのレコードは、音像の大きささえ気にし
なければ結構いい音で、管や打楽器がしっかり定位し、個々
の音が非常に鮮明に鳴る。

しかし、この頃の録音は、管楽器、打楽器の輝く魅力に比べ、
弦楽器の発言権が少なくなっているように感じてしまうのが
チト寂しい。

70年代の手持ちのレコードを改めて見直すと、モノラルから
60年代で抜けた、私の中で少しマイナーな作品の穴を埋めて
いるような、そんな気がする。


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posted by メタボパパ at 00:54| Comment(0) | TrackBack(0) | レーベル EMI | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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