2010年02月07日

三つ山特性+音のいい特性(その2)

 
古いステレオサウンドをお持ちの方はよく読んで頂きたいのです
が、68号の333〜348ページに「フラットネスの神話を砕く」と
いう記事があり、マッキントッシュXRT20のヴォイシングの
考え方や作業について書かれています。

内容は、なるほどと思うところと、ん?と疑問に思うところがあ
るのですが、マッキントッシュの提唱する3つのカーブがあって、
そのCカーブというのが”音のいい特性”とほぼ同等なんです。

マッキントッシュXRT20は、購入するとヴォイシングのサー
ビスを受けられ、ルームアコースティックの調整込みで引き渡さ
れた。

ここまでのサービスを受けられるのは画期的な試みだし、まさに
トータルバランスを重視するマッキントッシュならではの考え方
だと思う。

この文章と石井先生の連載の部屋の周波数特性を見ると、1KHz
以上は比較的左右が揃っている部屋が多く、我が家も含め100Hz
前後に山谷があり、左右が揃っていないケースがほとんど。

ということから考えると部屋の大小、立派な部屋から我が家のよ
うなボロ屋まで、同じ問題を抱えていることになる。

考えてみれば不思議な気がする。だって、部屋が変われば音は変
わる。それなのに周波数特性がどの部屋も同じような問題を持っ
ているなんて...だったら、同じ音がしてもいいのではないか
とも思う。

細かく見れば違いはあるので、音にも違いが出るんだ。とも言え
るし、残響時間等はこのデータからは読むことは出来ないので、
一概には言えませんが...

それでも、各人が満足した周波数特性の結果は、左右バランスを
揃えたことと、右肩下がり(低音が大きく、高音が小さい)の特
性で共通している。

一体どういうことなのだろう。

やはり”いい音”とは共通の何かを持っているということなのか。

こういうときは、考えていても仕方ないので、とりあえずやって
みるに限る。

やって良くなればそれでいいのだし、悪くなれば外せばいい。

先のステレオサウンドの68号の記事の中に(一部本文とは異なり
ますが)

スピーカーを意識して選んでも、最終的なアコースティックの条
件は、部屋固有の性格が上乗せされる形になり、アクセサリー類
で単純に解決されるか否かは、原因が分かる形で実証する必要が
あり、単純に周波数特性をフラットにしてもバランスが整わず、
やみくもに部屋のくせをねじ曲げる結果になる。

との言葉は肝に命じる必要がありそうだ。

大切なことは音が変わったことが音が良くなったと思ってしまい
がちだが、本当に”いい音”になったのかをキチンと見極めるこ
とだろう。

簡単そうで実は難しいことなのですけど。

続きはまた次回に。

  
posted by メタボパパ at 00:09| Comment(0) | TrackBack(0) | オーディオ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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