2010年02月06日

三つ山特性+音のいい特性(その1)


音の決め手を大きく分けると、人、物、場所の3つになる。

人は言うまでもなく、自分自身。音にも人柄が出るというが、
自分で自分の匂いに気づかないように、よその音を聴くことで
何となく自分の好みが分かってくる。

だから、己を磨くことが重要で、万人に”いい音”と思わせる
人は、きっと、その人自身が魅力的なのだろう。

物は、レコードや、オーディオ装置、電源、アクセサリー類。
これだって、何を選び、何を好むかは人それぞれであり、その
人の人生が、意識、無意識に関わらず、選ぶことになる。

最後の場所は、リスニング・ルーム。専用の部屋が欲しい。広
い部屋が欲しい。天井の高い部屋が欲しい。等、色々あると思
うが、生活に密着している部分なのでなかなか自分の思い通り
には行かない。

どんな環境に置かれていようとも、「少しでもいい音を」と望
んでいるのがオーディオ・マニアだと思う。

音を出すのはスピーカーだが、音を伝えるのは部屋(空気)だ。

レコードやアクセサリーなどはどうにかこうにかやりくりして、
何とか買えたとしても、どうにもままならないのが部屋の問題。

広くも出来なきゃ、高くも出来ず、音を大きくすると、

 うるさい!

と言われ、挙句の果てには

 明け渡せ!

と言われそうな気配。今でさえ、子供のものが侵出してきて、
何とか抵抗しているが、はみ出しているレコードたちへの家族
の視線は冷たい。

今年の4月には末娘も小学生になるので、3人揃って小学校に
行くようになる。奥さんの頭の中では、

 なぜ、東南の10畳間がオーディオ装置やレコードに占領
 されているのか。あれさえなければ...

てな、ことになっているようだ。

こっちはこっちで、宝くじでも当たれば、1階を初期盤を聴け
る喫茶店にして、試聴する部分は天井を高くして、防音して、
自家焙煎のおいしいコーヒーが淹れられるようにして...

と夢は膨らむばかり。

夢はひとまず置いといて、現実的には今ある部屋で、少しでも
”いい音”になるようにしなければならない。

以前、ブログの「いい音とは?」で、いい音とは万人が聴いて
も”いい音”と感じさせる共通項を持っている...と書いた
が、今回のテーマの「三つ山特性+音のいい特性」にその共通
項のヒントがあるのではないかと睨んでいる。


これは、アナログレコードが”音がいい”理由の一つとも共通
するのではないかと思っているのだが。

アナログレコードを再生するときには、フォノ入力に接続しな
ければならない。これは増幅とともにレコードに刻まれた音を
本来の音に戻す必要があるからだ。

レコードはノイズと、カッティングの問題から、高域を持ち上
げ、低域を下げて記録されている。このため、再生するには、
逆に高域を下げ、低域を持ち上げる必要がある。

このカーブをRIAAカーブと呼ぶ。

もっとも、これが規格統一される以前にレコード各社から異な
るカーブのレコードが発売されていたので、LP初期のアンプ
には、それぞれに対応できる機能がついていたものもあるし、
最近のフォノイコライザーアンプでも対応できるものがある。

察しのいい方なら、もうお分かりかもしれませんが、”いい音”
のレコードは、実は逆RIAAカーブでキッチリ刻まれている
のではなくて、高域の持ち上げと、低域の下げ方が少し小さい
のではないかと思うのです。

意図的にやったのか、機構上の理由でなるのか、はたまた全く
のデマかも知れませんが...

すると、RIAAを通すと高域が下がり、低域が上がった特性
に実はなっているのではないかと...

CDはその点、テープ通りではないにしても、増減せずに記録
されているので、そのまま再生すると高域がきつかったり、少
し物足りない点が出てくるのではないだろうか。

だからこそ、グライコ等で増減することで”いい音”に近づく
のではないかと思ったりするのです。

この続きは次回に。

posted by メタボパパ at 00:24| Comment(1) | TrackBack(0) | オーディオ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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